すず小児科のオープニングスタッフとして10名の方に来てもらいました。
この採用難・人手不足の中、本当にありがたい話です。
クリニックのオープニングスタッフとしては多めと言われることはあります。
特に5月開業は小児科にとって閑散期なので、「そんなに採用して大丈夫なの?」と心配されることもありますが、自分の考えとしては、新米経営者の小さなクリニックに来てくれるスタッフを大切にするため、余裕のある人員配置をしたいと思っています。
そして冬場の忙しい時期に向けてしっかりとシステムを構築し、自分も経営者として成長して繁忙期を乗り切るために、豪華メンバーを採用させていただきました。
みなさん、想像を超える素晴らしい人材で、自分にはもったいない人たちばかりです。
スタッフ全員、熱量がとても高く、すず小児科を作り上げていくのに誰一人欠かすことができないと思います。
事務さんは全員ベテランでとても優秀で、想定を超える初診患者さんにもきちんと対応してくれます。自分の知らない知識が豊富で、毎日教わることばかりです。この人たちがいなかったらと思うとゾッとします。
また、看護師さんは県内の名だたる大病院経験者の方ばかりですが、小さなクリニックに来てもどんな仕事も嫌な顔ひとつせず、献身的に自分の診療をサポートしてくれています。
そして全員がお互いを思いやり、支え合っています。こんなに幸せなことはありません。
自分も院長として早く成長して、皆さんのご恩に報いたいと思います。
すず小児科の理念は「①子どもを中心に、②利他の心を持ち、③スタッフを大切にする」にしようと思います。
すず小児科のマスコット・子リスの頭文字から考えました。
スタッフの方とよく相談しながら決めたいと思います。

補足:「利他の心」は京セラの創業者で鹿児島大学の先輩である稲盛和夫先生が生前強調されていた言葉で、稲盛アカデミーで教わりました。
「自分だけ良ければいい」という利己の心で判断すると誰もついてきませんし、自分中心なので視野も狭くなり間違った判断をしてしまいます。利他の心は「人によかれ」という心なので、周りから協力してもらえます。視野も広くなり、正しい判断ができます。より良い仕事ができるよう、利他の心を理念に入れさせていただきました。