「うちの子、たくさん寝ているのに目の下にクマがあるんです!」こんな相談を受けることがあります。
そうなんです、子どものクマの原因は寝不足だけではありません。
実は子どものクマの原因は「骨格」による影響が大きいと言われています。
眼球を包んでクッションの役割を果たす目の下の脂肪(眼窩脂肪と言います)が前に出ていると、目の下に影が出来ることがあります。その影は頬骨が低い位置にある方や凹んでいる方の場合、より目立つことがあります。
保護者の方にとって、子どものクマは大きな問題ですよね。でも、成長とともに改善する可能性もありますので、少なくとも小児科にかかる年齢である中学校を卒業するくらいまでは温かい目で見守っていただきたいと思います。
また、骨格が原因と思っていたら、まれに甲状腺の病気や貧血、アレルギー、睡眠時の無呼吸などが原因のこともあります。
子どものクマでお悩みの時はぜひ、小児科にご相談ください。