いつもすず小児科をご利用いただき感謝申し上げます。
当院では受付で保険証を確認させていただいた後、すぐにお返ししております。
そして個室診察室で再度ご提示いただきます。
「なんでこんなめんどくさい、2回も出すなんて!」と思われるのもごもっともです。
ただ、これには深い理由があります。
保険証にはお名前や住所、誕生日、保険番号といった重大な個人情報が含まれております。
「確認後すぐに本人に返却」することで、紛失や盗難のリスクを大きく減らすことができます。
また、再診の場合でも、月に一度は保険証の確認が必要となっております。
少し面倒でご不便をおかけしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
また、マイナンバーカードを保険証の代わりに用いる「オンライン資格確認」では、保険証と違いカードを受け渡しする必要がありません。カードリーダーにマイナンバーカードをかざすだけで保険情報が取得できるため、個人情報の保護はもちろん、待ち時間の短縮にもつながります。
当院でも個人情報の保護だけでなく、待ち時間短縮にも繋がるマイナンバーカードを用いたオンライン資格確認の利用を推進しております。マイナンバーカードのご提示についてご協力していただけると大変嬉しく思います。
園医をさせていただいております上樋ちぇれすて保育園様で健診をさせて頂きました。
(https://celeste-hoikuen.jp)
「ちぇれすて」の意味を園長先生にお伺いしたところ、イタリア語で「大空、空色、天空」を意味すると教えて頂きました。子ども達が大きな夢を持ち、力いっぱい夢に向かい大空にはばたいて欲しい、そんな願いを込めておられるとのことでした。
園内も充実した設備を備え、たくさんの素敵なスタッフの笑顔に囲まれて、楽しく健診できました。スタッフの方たちが非常に細かく子ども達を観察してくれており、的確な情報を頂けて短時間で非常に充実した健診を行うことができました。
園医は自分のできる社会貢献の一つだと思っており、ぜひなりたいと思っておりましたが、上樋ちぇれすて保育園様からお声掛けいただき、早速夢が叶いました。
この場を借り、厚く御礼申し上げます。
そして、「あー!すず先生だ!この前行ったよ、覚えてる?」「私も行ったよー!」「僕はまだ行ってない!」と大勢の子どもたちに囲まれ、大変楽しい時間を過ごせました。開業して本当に良かったです。

5月14日に開院させて頂き、1ヶ月あまり。
開院前からの念願である「個室診察室でお会計まで」を試験的に導入させて頂きました。
スタッフの理解と協力のおかげです。ありがとうございます。
当院では受付後、可能な限り速やかに6室ある個室診察室に移動していただき、診察、検査、お会計まで行います。次のようなメリットがあると考えています。
①お名前などのプライバシー保護
②お子様が待合室の気分で診察室で遊んで待てる(プレパレーション)
③他の患者さんとの接触機会を減らす(感染予防)
④診察後そのままお会計(待ち時間短縮)
スタッフには多くの負担がかかりますが、事務や看護師の皆さんが垣根なく連携し、着実に準備を進めてくれました。スタッフのみなさんがまた、自分の夢を叶えてくれました。この場を借りて感謝申し上げます。
まだ開始したばかりでもあり、混雑時はどうしても診察室の空きがないこともあり、待合室を使うこともしばしばあるため、完全にご期待に添える形ではないことは重々承知しております。
それでも、スムーズにできた時、患者さんにとって非常にメリットが大きく、「え?ここでお会計まで済んだらそのまま帰っていいんですか」と喜んでくださるご家族の声が何より励みになります。これからもスタッフの皆さんとしっかりとコミュニケーションを取りながら、このシステムを持続可能なものにしていきたいと思います。
昔から大変お世話になっている先生がお祝いに来てくださりました。
臨床から研究までずっとご指導いただいた先生で、今も最前線で鹿児島の小児医療を支えておられます。
偉大な先生にばかり指導していただいたおかげで今の自分があります。
本当にありがとうございます。

今日も外来にたくさんの患者さんにお越しいただきありがとうございます。
家も遠いのに子どもを連れてきてくれる後輩の先生。開業に際しお世話になった方の赤ちゃんの初めての予防接種。知り合いの方もたくさんきてくれて感謝です。ゆっくりとお話しする時間がないのが申し訳ないですが、みなさん、自分が楽しそうに診察している姿を喜んでくれます。
「ブログ見てきました」と言ってくれる方もいました。読んでくれる方がいて下さるのがめちゃくちゃ嬉しいです。本当に開業してよかったです。
そして、忙しい中、土曜日に一生懸命働いてくれる職員のみなさん。いつもありがとうございます。みなさんのおかげで夢を叶えることができました。少しずつお部屋で会計までできるようになってきました。院長のわがままをスタッフ皆さんが実現してくれています。本当に感謝です。今後ともよろしくお願いします。
子どもの手を握った時に、季節に関係なく、手が汗ばんでいるなと思ったことがある方も多いかと思います。
実はこの手汗、「原発性手掌多汗症」という何だか難しい病名がついています。
「手汗くらいで・・・」とお思いのあなた!実は20人に1人の有病率で、発症の平均年齢も女子で11.6歳。実は多くのお子さんが「握手の時、嫌だなあ」「テストの時に鉛筆が滑ったり問題用紙が濡れてしまう」などの悩みを抱えておられます。
手汗の治療についてですが、塩化アルミニウム液が効果があることで知られていますが、保険適応がなく、自費での治療でした。
でも、最近(2023年)、保険適応の手汗のお薬がでて、治療のハードルが下がりました。
手汗の原因はとてもざっくりいうと自律神経のうちの「交感神経」が汗の腺を刺激することです。
その時に出る「アセチルコリン」という汗の腺(汗腺)に指令を出す物質を抑える薬がでました。
名前はアポハイドローションというお薬で、完全に手汗を抑えるわけではありませんが、臨床試験では4週間で半数の人の手汗を50%減らしたとのことです。
塗り方はシンプルで寝る前に手を洗って薬を塗るだけです。
注意点としては、交感神経を抑える薬なので、唾が出にくくなって口が乾いたり、目が乾いたり、便が出にくくなったりすることがありますので、症状が出たらご相談ください。また、小さいお子さんだと、塗った後に間違って目を擦ったりして痒くなったりすることもあります。
それでも手汗の治療が保険適応になったことは、手汗で悩む子どもにとっては朗報ですね。
試験は12歳以上で行われておりますが、ちゃんと使用方法を守れるお子さんであれば小学生からでも治療可能です。
手汗でお悩みの時はお気軽にご相談ください。
保護者の方から「うちの子は喘息ですか?」と聞かれることがよくあります。
しかし、子どもは大人と違って喘息と明確に診断することが難しい場合があります。
小さなお子さんは息を吸ったり吐いたりする肺機能検査が困難ですし、風邪との区別が難しく、症状も伝えられません。
なので、子どもの喘息の診断は一回のゼーゼーだけで診断することはできません。
症状を繰り返すことで診断につながるため、問診と診察、治療への反応の評価が非常に重要になります。
診断が難しいからこそ、自宅での保護者の方の観察が、重要な手がかりになります。
いつどんな時にどんな症状があったか、今回で何回目なのか、家族にアレルギー体質の人がいないかなどは大変大切な情報です。
子どもがいつもと違う様子でゼーゼーして苦しそうな時は早めに小児科を受診してください。
子どものおちんちんの皮の下に小さなしこりを見つけてご相談を受けることがあります。悪いものではないかと心配になりますよね。
実際に診察してみないとわかりませんが、多くの場合、悪いものではなく、それは恥垢の可能性があります。
子どものうちは、包茎と言って、亀頭が包皮に包まれている状態です。包皮も皮膚の一部なので、垢がでます。
これが恥垢です。親御さんで包茎や恥垢に対してネガティブな印象があり、小さいうちから皮を無理やり剥いて恥垢を取り除こうとする方もいらっしゃいますが、逆に出血や感染、痛みを伴う可能性があります。思春期になって親御さんにおちんちんを見せなくなると、自然にむけてきて恥垢も排出されるので、小さい頃に無理やり包茎を治そうとする必要ありません。
ただ、おしっこの時に包皮が風船のように膨らむ包茎の場合は治療が必要なこともありますので、小児科や泌尿器科にご相談ください。
子どもの口内炎でお悩みの保護者の方から原因について相談を受けることがあります。
子どもに多くみられる口内炎では体調不良時などにみられる「アフタ性口内炎」や、誤って唇を噛んでしまったなどの刺激による「カタル性口内炎」、6ヶ月から3歳ごろに多く、発熱と痛みを伴う「ヘルペス性歯肉口内炎」、赤ちゃんでカンジダというカビが口の中で増えて起きる「カンジダ性口内炎」やヘルパンギーナや手足口病などのウイルス疾患が原因の口内炎などがあります。
このように原因も多岐に渡りますので、診断には問診と診察が重要です。
子どもにとって口内炎は大きな問題で、食事や水分が摂れないと入院して点滴が必要となる場合があります。
熱いものや酸っぱいものなどの刺激の強い食べ物を避けましょう。
口内炎で食べれない、飲めない時は早めに小児科にご相談ください。
幼稚園で先生に内股歩行と指摘され、ご相談を受けることがあります。
痛がる様子もないし、転びやすいもないし、整形外科でレントゲンも撮ってもらったけど問題なかった。
でもこれって本当に大丈夫なのか、「内反足」ではないのかと不安になる親御さんの気持ちは大変よくわかります。
確かに「内股」と「内反足」はどちらも足の向きに関連した言葉ですが、実は違う状態を指します。
今回はその違いについてできるだけわかりやすく説明したいと思います。
内股歩行は幼児期によく見られる歩行で、3−5歳に特に多いですが、ほとんどのお子さんで10歳ごろまでに自然に改善します。
その原因の一つといわれるのが、小さい子によく見られる座り方、「ぺたんこ座り」です。
あの正座の姿勢から両足を左右に広げてお尻を床につける座り方です。正面から見たら足の形がWに見えるので「W座り」ともいわれます。子どもは体が軟らかいのと、まだ体幹が安定しないので、あの座り方を好むのですが、将来的なO脚(ガニ股)やX脚(内股)の原因になるとも言われております。
基本的には治療は必要ありませんが、痛みを伴う場合、転びやすい場合などは小児科整形外科の先生にご相談することをお勧めします。
また、内反足についてですが、足首から先の先天的な形の問題であることが多く、新生児の頃に見つかることが多いです。「姿勢内反足」という一時的なものの場合、自然に治ることが期待できます。また、「先天性内反足」といって治療が必要になる内反足もありますが、ご安心ください。適切な治療を早期に始めることで、ほとんどのお子さんが問題なく歩行できるようになると言われております。
このように同じような言葉でも、実際にはよくある時期が違ったり、治療法が違ったりと、親御さんにとって判断がなかなか難しいことがたくさんあります。風邪の診察の時のついでで構いません。普段から気になっていることを何でもお気軽にご相談いただければ嬉しいです。
お子様のお顔にいつの間にか小さな白いプツプツが。
もしかしたらそれは稗粒腫(はいりゅうしゅ)かもしれません。
聞いたことない!と思われる方も多いと思いますが、実は赤ちゃんにとてもよく見られます。
見た目は直径1〜2mmほどの小さな白い粒で、お顔の中でも目の周りや鼻などにできやすいですが、全身のあちこちにできることもあります。
この前は赤ちゃんの乳首にできていることもありました。
原因はよくわかっていませんが、赤ちゃんの肌の新陳代謝がまだ未熟だからとも言われています。
脂肪っぽい見た目ですが、実際は「ケラチン」という皮膚の一番外側(角質)の主な成分の塊です。
大人になってからできる稗粒腫は治りが悪いことがあり、皮膚科さんで治療が必要になることもありますが、特に悪いものではありません。
特に赤ちゃんの場合は放っておくと数週間から数ヶ月でほとんどが自然に取れますので、優しく見守ってください。
「プツプツが増えてきた」「赤みや腫れ、痒みが気になる」「なかなか消えない」「見た目が気になる」など不安な時は一度小児科や皮膚科でご相談することをお勧めします。